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母校での授業〜高校生へのメッセージ〜2013.06.06 Thursday
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私の出身のY高等学校で、
進路学習の一環として「進路講演会」が企画され、今年度が4年目。
卒業生が毎年17名程度、講師として授業をしています。
授業は2コマあり、講師が同じ授業を2回する形で、
生徒は2種類の講演会を聞くことができます。
講師の持ち時間は、1コマ実質30分。
初回から講師として参加しているワタクシ
4年前にお話しいただいた時には、
「卒業後の自分の人生や、今の職業の説明」より、
「コミュニケーション・セミナー」を提供しよう!と思いました
後輩たちが、進学したり、就職したり、と
これからどんな道を歩んでいくにしても、
人間関係ということについては、一生かかわりあうわけですから、
良き人間関係を築くコミュニケーション力は、
人生を変えていくほどの重要なテーマであり、学びであると実感しています。
進路を支える人間関係力!!!と言える!!です。
でも、30分なんて、あ〜〜〜〜っという間で、
え・・・もう終了時刻!!!!??
そこで、その思いを企画側の方にお伝えしたところ、
次の年から、30分×2コマ授業と90分×1コマ授業とを選べるようになりました。
でも、みなさん2コマ授業がよろしいらしく、
1コマ授業をしたのは、今年も私一人でした。
さて、今年の授業を終えたところなのですが・・・・
自分としてはこれまでの中で、最高に
充実感、手ごたえ、達成感
の大きかった授業となりましてございまする
授業終了後、案内役の女生徒さんと控室に戻りながら、
「あ〜〜〜楽しかった」
と小さな雄たけびをあげた“かおりん”でしたっ
今年の内容は、過去3年間とは違う要素を盛り込みました。
私の人生を紹介する
アメリカでシュタイナー教育を学んだ時に習った「Uチャート」を使って、
私のこれまでの人生を、視覚的にも示しつつ、語りました。
人生の中のいろいろな出会いが、その先の人生につながっている、
そんな具体例を話しました。
笑いあり、感嘆の声ありで、
生徒さんのリラックス度UPと
興味津々の思いが伝わってきて、ワタシものってきました〜
生徒さんの実践演習
私の話を受けて、自分の人生を見直してみよう!
それをテーマとして、コミュニケーションの実践演習。
3人組となり、「話し手・聞き手・観察者」に分かれ、
話し手は、「これまでの人生での出会い」を語ります。
出会った人、モノ、本、映画、スポーツ、音楽、言葉、なんでもOK
「話し手・聞き手・観察者」それ俺の役割を担う上での注意事項を伝え、
3分ずつ3セット、全員が3つの役割を体験しました。
まあ、高校生さん達の話すこと話すこと・・・・!
3分経って「ちりちり〜ん」と知らせると、
「え〜〜〜もう時間」と残念そうな叫びがあちこちから・・・・
あ〜もっと話させてあげたいと思いました。
中には、おとなしそうな、幾分暗い感じのする子もいましたが、
話し手の時には輝く笑顔で、時間いっぱい話しているのを見ると、
とっても嬉しく、その子が愛おしいと思いました
コミュニケーション・スキルの紹介、コツの伝授
「自己開示」の方法とそのポイント、コツ、意義、
「聞くことも表現すること」などを伝え、
プリントを使って、3人組での演習。
更に、私と一人の生徒さんで、即興劇のように会話を二通り行い、
(ショートカットの女の子が立候補しました。生き生きとかわいい子でした)
その違いや、スキルについて解説。
事例や私の体験の紹介。
あっという間に90分が過ぎ、もっとやりたかった演習もあってのですが・・・
質疑応答
4歳の妹さんとのかかわりの質問に対し、
更にコミュニケーションのコツ、事例を紹介させていただきました。
質問は有り難いです。学びがより深まります。
後から控室に質問に来た生徒さんも数名。
興味、関心が伝わってきて、とても嬉しくお話ししました
でも、お答えした内容は、質問者だけにではなく、
授業で全体にもお聞かせしたかったな、あ〜残念とも思いました
反省会・懇親会
授業終了後、初めての「反省・懇親会」があり、
急ぎ帰宅して、洗濯物を取り入れた後、会場に駆けつけました
同窓生の皆さんとの集いの中で、なんとたくさんの「出会い」があり、
輝く宝物をいくつも手に入れました
(私にとってはこれまでにあまりないことで、
来てよかった!!!と喜びましたです)
授業で「出会い」も一つのテーマとしてお伝えしたら、
その後、たくさんの「出会い」がやってきたという感じです。
ぎりぎりその日のうちに帰宅し、まだ起きていた夫に
興奮状態で一日の出来事を報告しまくり
できれば、もっと関心持って一緒に喜んでほしいな〜と、
夫に対して思いつつも、
でも!こうやって報告する相手がそばにいることを、喜びました
そして、次の朝、ひとしきり母に興奮再発状態で報告
静かに共に喜んでくれている母に対し、
感謝と大切にしたい気持ちUPUPUP
そして、この講演会の企画を支え、懇親会を企画・お世話した、
Y高校同窓会会長のZくんにも大きな感謝
(もちろん、そのほかの多くのお世話くださった方々にも )
彼とは、中・高校と一緒で、
実は、何と唯一同じクラスだった中1の時に
交換日記(あのころはやっていたんですよ〜)をした仲なのです
あの時の「つながり」が、
こうやって若い後輩の皆さんに、私の得た「たね」をお配りする機会につながり、
更にいろいろな方に「たね」をお配りしていく機会へとつながっていきそう
ということに心ふるえます
意欲のぐんぐん湧いてきた“かおりん”
よし、今朝もグリーン・スムージーをつくるぞ〜
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全体的に、うまく行ったと思います。また宜しくお願いします^o^。| 財官 | 2013/06/06 4:20 PM |まあ、Zくんこと財官くん、
さっそくのコメントありがとうございます♪
こちらこそ、来年もよろしくお願いいたします。
年々改善を重ねて、充実した企画にしていきたいですね☆
そして、この企画を通して、同窓生がつながっていくのも嬉しいことですね〜。
授業を受けた高校生たちが、将来、今度は授業をするってことも起こるとしたら、
また、更に喜びが増すことでしょうね。
財官くんのフットワークの軽さ、親しみやすさ、面倒見の良さ、中1の頃から変わらないです。
来年も楽しみです☆| Kaori | 2013/06/06 4:40 PM |
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